【設定メモ】アオとモモにQ & A
- mam
- 9月17日
- 読了時間: 4分
自分の頭の中にだけある設定メモをQA形式でお送りします。もし「こんなことも訊いてみたい」ということがあればコメントなどでいただけると嬉しいです。
Q:アオは見た目通りの年齢なんですか?(14歳くらい?)
A:違います。アオは肉体的な加齢をしないので、おそらく300年くらいは今の容姿です。なので万が一あれこれな展開があっても年齢制限にひっかかったりしません!!!(大声)ただ見た目は確かに14歳程度、我々の言うところで中学生くらいなので、「これにそういう劣情をいだいたらそういう趣味みたいで嫌だな」と思うモモがいます。
Q:アオに家族はいますか?
A:いません。いわゆる「両親」という存在はありません。ここで言うところの「月」がマザー的存在です。コミュニケーションはありません。神のような存在なので直接会話や声が聞こえることもなく、「そう感じる」ままに任務を果たしています。
Q:アオの生い立ち
A:「気がついたら」ここにいたので、明確に「幼少期」だったり「ここに生まれ落ちた記憶」などはありません。生き物、という概念も本人にはないかもしれません。ただ、いわゆるアンティークが好きだったり、モモに教えられて食べることへの興味も出ているのでもしかしたらなにか遠い昔になにかある可能性もあります。(作者も未定)
Q:モモは同性愛者ですか?
A:両性愛者です。というか「愛」という概念がまだないかと思います。彼にとっての欲望は、美味しい夢を食べること。その手段として女性と遊んだり、時には男性の求めるままに身を預けたりはしてきました。(本編のこちらを参照)彼にとって美味しい夢が生きる糧であり、たまたま容姿がヒトに好かれることがわかってからはそれをうまく使ってきています。自分自身は「愛」に対して価値を感じていませんが、たくさんの情愛に関わってきたので知識として詳しいです。おっさんに抱かれたこともあるよ!モモの過去編はたくさん書きたい。あとバクなんだよってことも忘れないでいきたい(笑
Q:ふたりはどんな関係?いわゆるカップルになる??
A:大切にしているのが「バディ」という関係性です。恋愛という関係には、いつか終着点があります。好きという気持ちの強さによってバランスが崩れたりもします。でも「相棒」であり対等な関係であること大前提にしたいので、たとえば触れ合ったりイチャイチャする描写があったとしも「バディ」であることは忘れないでいたいです(自分が!)。アオにとっては初めて自分と相対してくれる存在だし、モモにとっては自分をそういう欲で見ない相手(アオから奪うものなどない)。モモも結構長い年月…アオの半分くらいは(150年くらい)は生きていてこれ以上加齢しない存在なので、二人でいればそれでいい存在にはなってほしいなと思っています。
Q:夢主の夢の中に現れる「相手」について
A:一番表現に悩んで書いている部分です。実際に先に亡くなっているお相手が迎えにくるパターンもあれば、夢主の記憶の中にいるだけの存在(現実には生きているのか、夢主のことを想っているかもわからない)というパターンもあります。しかしそれがどうであるかは重要ではなく、夢主が救われるのかどうかのほうが主軸なので、明確に表現していませんでした。episode28ではそこを明確にさせたく、表現を工夫しています。
Q:作品を通して伝えたいことはある?
A:本題としてはChatGPTのサポートでどれくらい書けるかっていう自由研究ではあるのですが、物語の設定はだいぶ昔から考えてきたものです。そして作品づくりの上でなおさらに「幸せとは何か」を考えるようになりました。読んだくださる方にはぜひ、自分が最期を迎える時、あらゆる柵から解放された上でただひとつ、抱えて旅立つならどんな記憶だろうかと考えてみていただきたい。「死について考えることは生について考えること」という某作品の中のセリフが好きで、自分の終わりを考えると、じゃあそれまでにどんなことをしていこうかと前向きになれるなと思っており、そういう機会になれば、この物語を綴る者としては本望だなあと考えています。

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