

「夢うさぎと月燈のバク」企画説明
「夢うさぎと月燈のバク」 は、2017年あたりからちょこちょこと描いてきたうさ耳少年をなにか形にしたくて定期的にイラストを描いていたものをもとにした創作作品です。元設定自体は2020年に参加した月をテーマにした展示会の時に「告知とともに連動して設定を上げたら面白いかも」と思...
2025年7月1日


あけましておめでとうございます。
ペース落ちてましたが、また創作していこうと思います。今年の目標として、とりあえず今までのものをまとめて紙で読める形にしたいなと思っていますよ。稚拙でふわっとした初期からの軌跡が辿れるのも良いなと思いますし、これからしっかりふたりの物語に仕上げていきたいのでね。どうぞよろしくおねがいいたします。
1月4日
![[episode36]幸せな記憶のために](https://static.wixstatic.com/media/114c79_17c52ef639b5419fa31f8cc732c7866d~mv2.jpg/v1/fill/w_333,h_250,fp_0.50_0.50,q_30,blur_30,enc_avif,quality_auto/114c79_17c52ef639b5419fa31f8cc732c7866d~mv2.webp)
![[episode36]幸せな記憶のために](https://static.wixstatic.com/media/114c79_17c52ef639b5419fa31f8cc732c7866d~mv2.jpg/v1/fill/w_296,h_222,fp_0.50_0.50,q_90,enc_avif,quality_auto/114c79_17c52ef639b5419fa31f8cc732c7866d~mv2.webp)
[episode36]幸せな記憶のために
屋外に出るたびに、空気が薄く張ったガラスのように澄んできた。 晩秋から初冬へ変わる、その境を湊は確かに感じ取っていた。 けれど今、湊が見ているのは現実の景色ではない。 彼は駅のホームで立ち尽くしていた。 電車の到着を告げる電子音は鳴らない。人もいない。 すっかり枯れたススキがホームの端から線路へ垂れるように揺れている。 吹き抜ける風は冷たいが、耳に当たるだけで刺さりもしない。 ここは音が抜け落ちた世界だった。 職場の同僚・玲央の告白は、まるで突風のようだった。 ──「湊さんが好きです。俺と付き合ってください」 怜央は笑っていながらも、目だけは真剣だった。 電車の広告が貼られたオフィスの廊下で、その声はやけに真っ直ぐ届いた。 湊はしばらく返事ができなかった。 忘れようと決めたいつかの記憶が、胸の奥でぎしり、と音を立てたからだ。 学生時代、湊には愛した相手がいた。 けれどその人は、病で亡くなってしまったのだ。 日に日に弱り、やがて消えていった恋人の体温を、湊は今も昨日のことのように思い出せる。 大切な相手を失う怖さは今も心の中心に残ったまま。...
2025年12月22日


【制作風景】チャッピーと構想中
次の話について相談しています。季節に合わせた初冬を舞台に、夢主は20代後半リーマン、職場の同僚とのオフィスメンズラブから始まるエピソード…というところからアイデアをもらいました。現在、下記構想をもとに構築中です。 構想: 「冬を迎える恋」 テーマ:ぬくもりの始まり/静かな幸福感 夢主・**笹原湊(ささはら・みなと)**は、同じ部署の同僚・**古賀怜央(こが・れお)**に告白され、戸惑いながらも恋人として歩み始めたばかり。 怜央は明るく、どこか子どものような人で、湊の慎重さを柔らかく包んでくれる。 ──だが、冬の訪れとともに、湊は妙な夢を見るようになる。静かな夜、雪のように白い月の下で、アオとモモが「夢の案内人」として現れる。 夢の中では、怜央と出会った頃の記憶や、「愛されることへの怖さ」が次々に映し出されていく。 湊は、自分が恋を恐れていた理由を理解する。“失うのが怖いから、最初から距離をとっていた”ことを。 アオの一言──「冬は終わりじゃないよ。眠って、また芽吹くための季節なんだ」 その言葉に背中を押され、目覚めた湊は怜央に「ちゃんと好きだ」と
2025年11月20日


【設定メモ】眠りの隣の話
[episode35]眠りの隣 について少し語ろうと思う。 初めて、書き出しをモモの主観にしてみました。これはチャッピーからの提案でした。確かにずっと俯瞰で綴っていたので、もしかしたら入り込みづらさがあるかもしれないなと思いまして。確かにこんなに本数書いたわりにはまだキャラクターの人となりがそこまで出ていない気がするもんなぁ。 「モモがいないとうまく眠れない」 アオのセリフ。一瞬、そこにちょっとした依存性を感じるかもしれないけれど、それはずぶずぶな感じではなく、お互いが長く「ひとり」だったのに、今はモモとう相方の存在を認めているというニュアンスなので、実はそれほど甘い発言でもない。モモにとっても、まったく違う道を歩いていたアオがそういう発言をするのは「ふたりの暮らしに馴染んでいるのか」くらいの感じ方。糖度は低い。 しかしながら、確かにバディとしてのふたり(二匹?)の距離はかなり近くなっている。恋愛のような甘さは足りなくても、存在を認めていること、それが日常になっていることが結構重要です。 そして、ナチュラルにふたりは寄り添って眠るわけですが、モ
2025年11月17日




