

「夢うさぎと月燈のバク」企画説明
「夢うさぎと月燈のバク」 は、2017年あたりからちょこちょこと描いてきたうさ耳少年をなにか形にしたくて定期的にイラストを描いていたものをもとにした創作作品です。元設定自体は2020年に参加した月をテーマにした展示会の時に「告知とともに連動して設定を上げたら面白いかも」と思...
7月1日


【つぶやき】自己暗示してこ
制作はすすめているんですけども、生活の中で気持ちが落ちるとどうも手(と頭)が止まってしまうようで、少しペースを落とします。上半期の締めタイミングですしね。トーンダウンしてもおかしくはない。 普段は気持ちが落ちぎみなタイミングでは創作が捗るんですけども、今回はもう少し重い落ち...
3 日前
![[episode31]双つの命と彼岸花](https://static.wixstatic.com/media/114c79_104954b917334c9d9a7af5d5c013291c~mv2.jpg/v1/fill/w_332,h_250,fp_0.50_0.50,q_30,blur_30,enc_avif,quality_auto/114c79_104954b917334c9d9a7af5d5c013291c~mv2.webp)
![[episode31]双つの命と彼岸花](https://static.wixstatic.com/media/114c79_104954b917334c9d9a7af5d5c013291c~mv2.jpg/v1/fill/w_299,h_225,fp_0.50_0.50,q_90,enc_avif,quality_auto/114c79_104954b917334c9d9a7af5d5c013291c~mv2.webp)
[episode31]双つの命と彼岸花
白い天井をぼんやりと見つめながら、肺の奥に溜まった空気をゆっくり吐き出した。 秋分の夜。病室の窓から射す月の光が、点滴の管を淡く照らしている。 胸の奥が痛む。命が削れていく感覚が、もう恐怖ではなく淡い諦めとして身体に馴染んでいた。...
9月25日




【設定メモ】夢主の最期描写について
先日、 アオとモモQ &A の中でも触れたのですが、自分の中で明確にパターンができたのでこちらのメモしていこうと思う。夢主が夢(記憶)の中で、かつての恋人や好きだったヒトに会うという描写について。 そのお相手が、夢主の当時の記憶の中にしっかり残っている存在(概念か生き霊?)...
9月23日
![[episode30]君を迎える夜](https://static.wixstatic.com/media/114c79_b8cd9409c62b442b8a2960e4ade896c5~mv2.jpg/v1/fill/w_332,h_250,fp_0.50_0.50,q_30,blur_30,enc_avif,quality_auto/114c79_b8cd9409c62b442b8a2960e4ade896c5~mv2.webp)
![[episode30]君を迎える夜](https://static.wixstatic.com/media/114c79_b8cd9409c62b442b8a2960e4ade896c5~mv2.jpg/v1/fill/w_299,h_225,fp_0.50_0.50,q_90,enc_avif,quality_auto/114c79_b8cd9409c62b442b8a2960e4ade896c5~mv2.webp)
[episode30]君を迎える夜
夏の夜の匂いが、夢の中に濃く漂っていた。湿った夜風に混じる線香花火の煙、屋台から流れる甘いソースの匂い。遠くで太鼓の音が響き、ちょうちんの光が並んで揺れている。 アオとモモは、並んでその光景を見つめていた。 今回の夢主は四十代半ばの男性。布団に横たわり、衰えた身体で呼吸を細...
9月23日
![[episode29]閑話・愛についての雑談](https://static.wixstatic.com/media/114c79_4ff459b96d444d888eb203a7b8052a70~mv2.jpg/v1/fill/w_332,h_250,fp_0.50_0.50,q_30,blur_30,enc_avif,quality_auto/114c79_4ff459b96d444d888eb203a7b8052a70~mv2.webp)
![[episode29]閑話・愛についての雑談](https://static.wixstatic.com/media/114c79_4ff459b96d444d888eb203a7b8052a70~mv2.jpg/v1/fill/w_299,h_225,fp_0.50_0.50,q_90,enc_avif,quality_auto/114c79_4ff459b96d444d888eb203a7b8052a70~mv2.webp)
[episode29]閑話・愛についての雑談
月の家の窓辺。 アオは机に肘をついて、いつものように黒い空をぼんやり眺めていた。静かな時間の中、ふと口から言葉がこぼれる。 「……モモ。きみは、愛について、どう思う?」 何気ない調子だった。けれどモモは読んでいた本をぱたりと閉じて、にやりと口角を上げる。...
9月18日


【設定メモ】アオとモモにQ & A
自分の頭の中にだけある設定メモをQA形式でお送りします。もし「こんなことも訊いてみたい」ということがあればコメントなどでいただけると嬉しいです。 Q:アオは見た目通りの年齢なんですか?(14歳くらい?) A:違います。アオは肉体的な加齢をしないので、おそらく300年くらいは...
9月17日
![[episode28]消えない旋律](https://static.wixstatic.com/media/114c79_8883d620a06b42a2beb5dbe3d8880c17~mv2.png/v1/fill/w_332,h_250,fp_0.50_0.50,q_35,blur_30,enc_avif,quality_auto/114c79_8883d620a06b42a2beb5dbe3d8880c17~mv2.webp)
![[episode28]消えない旋律](https://static.wixstatic.com/media/114c79_8883d620a06b42a2beb5dbe3d8880c17~mv2.png/v1/fill/w_299,h_225,fp_0.50_0.50,q_95,enc_avif,quality_auto/114c79_8883d620a06b42a2beb5dbe3d8880c17~mv2.webp)
[episode28]消えない旋律
胸の奥が重たく、呼吸は細く途切れ途切れにしか続かない。 病に蝕まれた体はもう、自分のものではないように思えた。 ――もうすぐ終わるのだろうか。 まぶたを閉じたその瞬間、美緒の意識は静かに夢の世界へと沈み込んでいった。 *** 「……来たみたいだね」...
9月16日


【うさばく漫画】世話好きです
漫画にするとキャラクター性をすごく意識するようになるので、副産物としてとても良い。モモは世話好き、だということをアオもわかってるところある。なので「いつもスマートに悪さ(?)をする」イメージが強かったけどその手綱を握れるのはアオなのかもしれない、という可能性が出てきました。
9月9日