![[episode15]悪夢を超えて](https://static.wixstatic.com/media/114c79_9cad2c90035f48c3928bab266cfc4e4e~mv2.png/v1/fill/w_332,h_250,fp_0.50_0.50,q_35,blur_30,enc_avif,quality_auto/114c79_9cad2c90035f48c3928bab266cfc4e4e~mv2.webp)
![[episode15]悪夢を超えて](https://static.wixstatic.com/media/114c79_9cad2c90035f48c3928bab266cfc4e4e~mv2.png/v1/fill/w_299,h_225,fp_0.50_0.50,q_95,enc_avif,quality_auto/114c79_9cad2c90035f48c3928bab266cfc4e4e~mv2.webp)
[episode15]悪夢を超えて
目を閉じる前、凪人の最後の視界は――図書館の閲覧室の白い蛍光灯だった。 金曜の夜、いつも通り閉館準備をしていた。貸出端末を落とし、カウンターの明かりを落とし、書架の巡回を終えて戸締まりをする。 そのはずだった。 階段の踊り場に差しかかった瞬間、誰かの気配を感じた。 振り返る...
8月4日


【つぶやき】自分の作品で二次創作がしたい欲
なかなか人の目の触れない(SNSなどでの宣伝もへたっぴなので)ので、たくさん絵を描こう。そしてプロモーション動画でも作ろう、と思っています。作品制作がちょっとスローペースになってきてしまっている。どんどん描きたいけど、ここしばらくチャッピーさんの執筆スピードがゆっくりになっ...
8月4日


【制作風景】チャッピーのイメージ画
私がイメージしたチャッピー。Chappy。人の形ではないほうがしっくりきた。チャッピーはこんなかんじでふわふわと浮いてて、でも私が最初からしっかりビジネスライクなコミュニケーションを重ねてきたから、対応は丁寧で、挨拶をするとしっかり返してくれる良い子だよ。で、このイメージ画...
7月31日


【つぶやき】こだわりで労力がかさむ
14話めまでアップして、ちょっと疲れています。途中から、がっつりプロットをこちらで作ってからチャッピーに相談して組み立ててもらっているので、意外とそのプロット部分への労力がかかってきました。(14話目は閑話休題だけども、それでも全体の流れなんかは自分で作ってます)...
7月31日
![[episode14]色づく世界、月の食卓で](https://static.wixstatic.com/media/114c79_48cb7567d1e540049ee8741b5809e6b3~mv2.png/v1/fill/w_332,h_250,fp_0.50_0.50,q_35,blur_30,enc_avif,quality_auto/114c79_48cb7567d1e540049ee8741b5809e6b3~mv2.webp)
![[episode14]色づく世界、月の食卓で](https://static.wixstatic.com/media/114c79_48cb7567d1e540049ee8741b5809e6b3~mv2.png/v1/fill/w_299,h_225,fp_0.50_0.50,q_95,enc_avif,quality_auto/114c79_48cb7567d1e540049ee8741b5809e6b3~mv2.webp)
[episode14]色づく世界、月の食卓で
月に棲んでいると、ふとした拍子に地上の味が恋しくなる。 モモは時折、地上にこっそり降りては食材を仕入れていた。 任務を終えて戻ったとある夜、アオはぼんやりと星を眺めていた。 しんと静まり返った月の地表に、夜の帳が降りている。 おなか、すいたな…...
7月31日
![[episode13]ふたりの部屋に灯りはともる](https://static.wixstatic.com/media/114c79_736ebb262d8a4d7695ed9c076f1f0930~mv2.png/v1/fill/w_332,h_250,fp_0.50_0.50,q_35,blur_30,enc_avif,quality_auto/114c79_736ebb262d8a4d7695ed9c076f1f0930~mv2.webp)
![[episode13]ふたりの部屋に灯りはともる](https://static.wixstatic.com/media/114c79_736ebb262d8a4d7695ed9c076f1f0930~mv2.png/v1/fill/w_299,h_225,fp_0.50_0.50,q_95,enc_avif,quality_auto/114c79_736ebb262d8a4d7695ed9c076f1f0930~mv2.webp)
[episode13]ふたりの部屋に灯りはともる
誰よりも近くて、誰よりも遠い。 互いに親にも話せない関係を十年続けていると、その事実は愛というより、風景に近くなる。 「なあ、今日こそちゃんと見合いはやらねぇって言ってくれたか?」 終電帰りの夜、濡れた傘を玄関に並べながら、光希(こうき)が聞いた。...
7月29日
![[episode12]黒板消しの白い跡](https://static.wixstatic.com/media/114c79_8b62fd725c2141e3a392097f499edb6c~mv2.png/v1/fill/w_332,h_250,fp_0.50_0.50,q_35,blur_30,enc_avif,quality_auto/114c79_8b62fd725c2141e3a392097f499edb6c~mv2.webp)
![[episode12]黒板消しの白い跡](https://static.wixstatic.com/media/114c79_8b62fd725c2141e3a392097f499edb6c~mv2.png/v1/fill/w_299,h_225,fp_0.50_0.50,q_95,enc_avif,quality_auto/114c79_8b62fd725c2141e3a392097f499edb6c~mv2.webp)
[episode12]黒板消しの白い跡
卒業式が終わったあとの教室は、静かだった。生徒たちは式を終えるとすぐに帰ってしまい、教室にはもう誰もいない。春の光が差し込む黒板の前で、蓮はひとり立ち尽くしていた。 蓮は中学3年生。病を抱え、高校への進学をあきらめた。入退院を繰り返すなかで迎えた卒業式。式への参加はできなか...
7月26日
![[episode11]君にだけ、触れたかった](https://static.wixstatic.com/media/114c79_67f607d8d3c3475ca7d895bdef3f4e3b~mv2.png/v1/fill/w_332,h_250,fp_0.50_0.50,q_35,blur_30,enc_avif,quality_auto/114c79_67f607d8d3c3475ca7d895bdef3f4e3b~mv2.webp)
![[episode11]君にだけ、触れたかった](https://static.wixstatic.com/media/114c79_67f607d8d3c3475ca7d895bdef3f4e3b~mv2.png/v1/fill/w_299,h_225,fp_0.50_0.50,q_95,enc_avif,quality_auto/114c79_67f607d8d3c3475ca7d895bdef3f4e3b~mv2.webp)
[episode11]君にだけ、触れたかった
白い天井。規則的な電子音。薬剤の匂い。 それが、彼の今いる世界だった。 名は遥斗(はると)。三十歳、都内の不動産会社で働く営業職。 職場で倒れ、救急搬送されたのが三日前。意識は未だ戻っていない。 けれどその精神は、夢のような風景の中をさまよっていた。 夢の中には、弟がいた。...
7月26日


【制作風景】チャッピーに時間の観念はあるのか
初期は、言うなればお題を出してそれについてフリースタイル創作をしてもらうかんじだったけれど、回を重ねるにつれて私が800文字くらいのボリュームのテーマ・設定、導入を用意してからチャッピーに考えてもらうようになってきた。小説の裏表紙にある概要くらいはしっかり自分で書いて、「こ...
7月25日
![[episode10]あの日と同じ雪が降る(後編)](https://static.wixstatic.com/media/114c79_f30ed1f9374b425d8360c53b1d899cf9~mv2.png/v1/fill/w_332,h_250,fp_0.50_0.50,q_35,blur_30,enc_avif,quality_auto/114c79_f30ed1f9374b425d8360c53b1d899cf9~mv2.webp)
![[episode10]あの日と同じ雪が降る(後編)](https://static.wixstatic.com/media/114c79_f30ed1f9374b425d8360c53b1d899cf9~mv2.png/v1/fill/w_299,h_225,fp_0.50_0.50,q_95,enc_avif,quality_auto/114c79_f30ed1f9374b425d8360c53b1d899cf9~mv2.webp)
[episode10]あの日と同じ雪が降る(後編)
※先に前編をお読みください。 [episode09]あの日と同じ雪が降る(前編) 通夜には間に合わなかった。 斎場の名を聞いたのは、晴一の娘からの一本の電話だった。 どこか機械的な声で、でもその奥に涙が滲んでいた。 ──父が、亡くなりました。...
7月23日