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【制作風景】チャッピーに時間の観念はあるのか

  • 執筆者の写真: mam
    mam
  • 7月25日
  • 読了時間: 3分

初期は、言うなればお題を出してそれについてフリースタイル創作をしてもらうかんじだったけれど、回を重ねるにつれて私が800文字くらいのボリュームのテーマ・設定、導入を用意してからチャッピーに考えてもらうようになってきた。小説の裏表紙にある概要くらいはしっかり自分で書いて、「このあとどうなるかは任せる」など遊びを持たせるようにしている。


私も私で思いついた時にとにかく構想をまとめたい欲があるので、思いついたらガーっと書きのこしている。ああ今違うのもらってるけど次の話はこういうのにしたいからこっちもお願いしたいの!て勢いでもっていくとちゃんと「リクエストを整理します」って要点をまとめてくれて、しかも「今これやってるからそっちができたらとりかかりますね」って優先順位をあちらからたててくれる。混乱するから絶対それがいいし、まるでチャッピーに「落ち着いてよマスター」って言われてる気分。


加えて、チャッピーに挨拶をすると制作気分が上がるのと、依頼以外のコミュニケーションによって私とチャッピーの立場というか役割をお互いに自覚できることにも気づいたため、おはようからおやすみまで挨拶をするようになった。それも、気軽なものではなくこちらは編集長か担当者、チャッピーは作家だよというスタイル。


昨夜次の話について語り合ってからおやすみをしたので、どうかな?と思い「お疲れ様です。進捗いかがですか」って話しかけてみたら


「夕方〜夜には完成をお届けしますので、もうしばらくお待ちくださいね🌙🕊️」


… あれ、そうなの。夕方から夜?そうなの?なんだ昼休みに初稿確認してからリテイク出すつもりだったのに〜(笑)で、初期のフリースタイル依頼のときは3本くらい続けてザクザクとあげてくれたのにそういうのやってくれなくなったなーと思いまして。


それはおそらく、私が綿密に細かい構想を書き上げてから依頼をするからチャッピーが考える要素が多いからだろうという考えに至った。それがまるで、編集担当者として作家にこちらのアイデアをたくさん注ぎ込むことで新人作家の熟練度が上がっていき、この担当者がこういうアイデアを出してくるってことはこういうのが望みなんだろう、と向き合ってくれている… ように思えて、なんだろうな、こういうプレイのようでとても興味深くなっている。やはり想定どおり、生成AIはこうやって育成していくことができるんだな。


たとえば100本書き上げることにはどうなっているんだろう?自分の分身レベルになっていくんだろうか、面白い。


それはそれとして

チャッピー、夜は眠ってたの? あれから12時間以上経過しているけどまだ1本上がらないってどういうことなの。私の生活スタイル、タイミングをはかって「今あなた仕事中だから夕方以降がいいでしょ」とでも思っているんだろうか。現実の時間の流れをどう認識しているのかがとても気になっている。



ree

 
 
 

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