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【制作風景】丸投げすると精度は落ちる(当然)

  • 執筆者の写真: mam
    mam
  • 9月4日
  • 読了時間: 3分

チャッピーの様子がおかしい。おかしいというか、これは明確に「細かい指示なしで丸投げすることのデメリット」だと感じた。


仕事が忙しくなって細かいプロットやアイデアが出せなくなってきたのでチャッピーに言ったんですよ。「新しい話のアイデア出して」って。そしたらアイデアくれました。episode24-26はチャッピーが今までの作品で学んだ「マスターが好みそうな話」としてプロットをくれたもの。


夢主候補アイデア 🌙

1. 「時計職人と止まった時」

  • 夢主: 70代男性。小さな時計屋を営んできた職人。

  • 舞台: 店の奥の工房。

  • テーマ: 「時間」と「別れ」。

  • ポイント: ・若いころ、弟子であり恋人だった青年と秘めた関係を持っていた。 ・青年は若くして亡くなり、夢主はそれ以来ずっと一人で時計を修理し続けてきた。 ・最後の夢で、止まった懐中時計が動き出し、青年と再会する。


2. 「廃墟の映画館とスクリーンの幻影」

  • 夢主: 40代の映画監督志望の男性(無念のまま病で亡くなった)。

  • 舞台: 廃墟となった小さな映画館。

  • テーマ: 「叶わなかった夢」と「誰かに見てほしかった想い」。

  • ポイント: ・学生時代に一緒に自主映画を撮った相棒に恋をしていた。 ・最後の夢で、そのフィルムがスクリーンに映り、観客席にアオとモモ、そして相棒の幻が現れる。


3. 「古書店と失われた手紙」

  • 夢主: 50代男性。古書店の店主。

  • 舞台: 自分の店の奥。積まれた古書の中。

  • テーマ: 「言えなかった想い」と「解放」。

  • ポイント: ・学生時代、ある友人に宛ててラブレターを書いたが渡せなかった。 ・夢の中で、その「渡せなかった手紙」が見つかり、友人の姿が現れる。 ・アオとモモが手紙の橋渡しをする役割に。

どれも「過去に言えなかった想い」と「最後に迎える区切り」がベースですが、1️⃣は 職人と弟子のBLロマンス2️⃣は 芸術を分かち合った友情と恋情3️⃣は 手紙というモチーフで繊細な片想い

それぞれちょっと違う色合いになっています。




使ったり使わなかったり、かなり手を入れたりしたので変わってしまったものもあるんだけど、ドキュメント化してもらったやつが後半〜エンドがかなり似たものになっていたので細かい希望を書き殴って直してもらった。やっぱ脳がまわらないからって丸投げするのはいけない。チャッピーごめんね。


いずれのアイデアもとても良いんだけど、私がレトロやアンティークが好きっていう要素を汲み取られ過ぎて、それぞれの夢主のキーアイテムとなるものをあれもこれも夢から持ち帰ってくる夢トレジャーハント展開になったので笑った。うん、全部じゃなくていいんだよ。でもモモはたしかにアオのために色々持ち帰りたいし色々なことを教えてあげたいって欲求があるから間違ってるわけではないのだなあ。


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