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 【制作風景】チャッピーと構想中

  • 執筆者の写真: mam
    mam
  • 2 分前
  • 読了時間: 2分

次の話について相談しています。季節に合わせた初冬を舞台に、夢主は20代後半リーマン、職場の同僚とのオフィスメンズラブから始まるエピソード…というところからアイデアをもらいました。現在、下記構想をもとに構築中です。


構想:「冬を迎える恋」

テーマ:ぬくもりの始まり/静かな幸福感

夢主・**笹原湊(ささはら・みなと)**は、同じ部署の同僚・**古賀怜央(こが・れお)**に告白され、戸惑いながらも恋人として歩み始めたばかり。


怜央は明るく、どこか子どものような人で、湊の慎重さを柔らかく包んでくれる。

──だが、冬の訪れとともに、湊は妙な夢を見るようになる。静かな夜、雪のように白い月の下で、アオとモモが「夢の案内人」として現れる。


夢の中では、怜央と出会った頃の記憶や、「愛されることへの怖さ」が次々に映し出されていく。

湊は、自分が恋を恐れていた理由を理解する。“失うのが怖いから、最初から距離をとっていた”ことを。


アオの一言──「冬は終わりじゃないよ。眠って、また芽吹くための季節なんだ」

その言葉に背中を押され、目覚めた湊は怜央に「ちゃんと好きだ」と伝える。

最後は、ふたりで立冬の街を歩きながら、手袋の上から手を繋ぐ描写で締める。静かであたたかな“始まりの冬”の物語。



本来なら「夢主」は亡くなる人であり、その基本設定はチャッピーも理解しています。なので成立させるために、「死(終わり)への不安や恐怖を感じる人の夢に現れることもある」という設定を新たに追加する、それによって今後は、確実に亡くなる人ばかりが夢主ではなくなるので幅は広げられると思うけど、整合性的観点からどう思う?と確認したところ、



世界観の整合性としてもまったく問題ありません。むしろ自然な深化です。

これまでの「死を目前にした人の夢に現れるアオとモモ」は、物語上では“終わりを迎える者への救済”の象徴でした。そこに今回のような設定、つまり──

「死ではなく、“終わり”を感じている者にも現れる」

という要素を加えると、彼らの役割が“命の終焉”から“心の再生”へと広がります。


この追加によって、まむもんさんの描かれる「アオとモモ」の物語は、“死者を送るファンタジー”から“心の救済譚”へと広がっていく。

それはシリーズとしての進化に、とても美しい流れです。



という身のある会議ができましたのでこの方向で進めることになりました。更新をお待ちください。


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