【設定メモ】夢主の最期描写について
- amaamax

- 9月22日
- 読了時間: 2分
先日、アオとモモQ &Aの中でも触れたのですが、自分の中で明確にパターンができたのでこちらのメモしていこうと思う。夢主が夢(記憶)の中で、かつての恋人や好きだったヒトに会うという描写について。
そのお相手が、夢主の当時の記憶の中にしっかり残っている存在(概念か生き霊?)である場合もあれば、[episode30]のように、実際に自分より先に亡くなっている相手との再開である場合もあるのです。私の中ではだんだんそれが明確に分けられるようになっていたので途中までは曖昧にしていたのですが、読んでくださる人が混乱するところかも、と思ったので、チャッピーに相談にのってもらって作中で書き分けられるようにしました。
本人に「記憶の中に生きてるから」と言わせたり、先に亡くなったことをエピソードに入れ込んだり。ただ、話の流れによってはどちらでもあると思わせるのも良いですよね。だって、亡くなってしまう彼らにとって、それが真実かどうかなんてそれほど重要ではないと思うから。
メタな話で恐縮ですが、私の父は数年前に他界しました。父は本人が幼い頃に両親を亡くしており、親戚の家で育てられた人です。亡くなる少し前、強めの鎮痛剤を投与してからまともにコミュニケーションがとれなくなり、おそらくは幻覚が見えているのではないか、と母は言いました。「きっとお父さんとお母さんが見えているんじゃないかしら。迎えにきてるのかも」と。それが真実かどうかは誰にもわからないけれど、もしも父にそう見えていて、安心して旅立つことができたのならようやく両親と共に居られるという安心感を得られたのではないだろうか。彼の幸せは彼にしかわからないけれど、それが悲願が叶った幻だったのであれば私は良いと思う。幸せに旅立てたのなら。
私が「どちらでも大した違いはない」と思うのでそういうところが根底にあります。
余談ですが、日常の中で「選択」をしなければならない場面に立った時、判断基準としては「明日で世界が終わるとしたらどちらを選ぶ?」と考えるのが良いと聞きました。確かに、その状況なら「選べない」や、先々を考えた保守的な選択はなくなりますね。だって終わるんだから。とはいえ家族がいる身なので無鉄砲なことはできませんが、どうしても迷ってしまった時の最後の判断材料としてはありだなと思いました。
さて、次の話を考えよう。












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